9/24~9/28に中国北京市・順義オリンピック水上公園にて行われた第16回アジアボート選手権大会に於いて、 今治造船ボート部は、井出(今治品質管理チーム所属)・別府(今治船渠運輸重機チーム所属)の両選手が日本代表として、 軽量級男子ダブルスカル種目に出場しました。
25日の予選は、前日までスモッグに覆われた空が夜に降った雨のお陰で一転、 澄み切った青い空の下で試合を行う事となりました。
予選の結果は、出場した組合せ中1着、全体では3位の好タイムを叩きだし 初の国際大会と感じさせない勢いで準決勝へ駒を進めました。
26日に行われた準決勝では、強豪国との組合せに当たり、惜しくも6艇中5着。7位~12位を決める順位決定戦(Bファイナル)に出場する事となりました。また、今治造船本社工場と大連今岡工場から応援団が現地に駆け付け、日本代表の選手たちに盛大なエールを送りました。
28日に行われたBファイナルでは、同じ組のマレーシア、台湾、ベトナム、タイ、UAEと順位を争い、スタートから混戦の中、中盤でトップに立つ展開となりました。 その後、ゴール直前に台湾代表の激しい追い上げに苦しめられたものの、最後までトップを譲ることなく僅か0.31秒差という激戦を制して、今治造船ボート部は国際大会初出場で、アジア7番目の成績を収めました。
その他の日本代表の成績は、男子エイトが3位で銅メダルを獲得したほか、軽量級女子ダブスルカル4位、軽量級男子シングルスカル4位の結果となりました。
井出・別府両選手は、帰国後 「ボート部創部後、初めての国際大会に日本代表として出場し、初の日の丸を背負っての大会だったので、どのような結果になるのか不安でした。しかし、現地での皆様方の温かい応援のおかげで、この創部10年目の節目の年に私たちの今の持てる力を全て出し切ったレースをする事が出来ました。今後はこの経験を生かし、さらに練習を重ね、精進していきたいと思います」と語っていました。
軽量級男子ダブルスカルの最終順位は下記の通りです。
<第16回アジアボート選手権 軽量級男子ダブルスカル種目 最終順位>
1位 | 中国 | 7位 | 日本(井出・別府) |
2位 | インド | 8位 | 台湾 |
3位 | インドネシア | 9位 | タイ |
4位 | ウズベキスタン | 10位 | ベトナム |
5位 | 韓国 | 11位 | マレーシア |
6位 | カザフスタン | 12位 | UAE |
13位 | モルディブ |
※出場15カ国中、2カ国は棄権。
![日本代表のユニフォームを着てレースに臨む2人](https://www.imazo.co.jp/wp/wp-content/uploads/2020/03/20151005_08.jpg)
![今治造船社員から寄せ書きの入った〝日の丸の旗″を受け取った2人](https://www.imazo.co.jp/wp/wp-content/uploads/2020/03/20151005_09.jpg)
![スタンドから選手にエールを送る応援団](https://www.imazo.co.jp/wp/wp-content/uploads/2020/03/20151005_03.jpg)
![予選を争う日本代表(井出・別府組、写真手前)1](https://www.imazo.co.jp/wp/wp-content/uploads/2020/03/20151005_04.jpg)
![予選を争う日本代表(井出・別府組、写真手前)2](https://www.imazo.co.jp/wp/wp-content/uploads/2020/03/20151005_07.jpg)
![他国を制し、予選をトップで通過した事を報じる電光掲示板(JPNが井出・別府組)](https://www.imazo.co.jp/wp/wp-content/uploads/2020/03/20151005_05.jpg)
![社内外より駆け付けた応援団と](https://www.imazo.co.jp/wp/wp-content/uploads/2020/03/20151005_06.jpg)