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西条工場がOHSAS18001の認証取得

当社西条工場で昨年12月26日、国際的に通用する労働安全衛生マネジメントの規格【OHSAS18001】の認証授与式があり、一般財団法人日本海事協会の冨士原康一副会長から日高義信・常務取締役西条工場長へOHSAS18001認証証書が贈られ、引き続きISO9001、ISO14001に続いてOHSAS18001の3つの規格承認を記念したクリスタルの盾が贈呈されました。

【OHSAS18001】は、企業が労働災害のリスクを抑え、労働災害発生によるロスを効率的に削減するためのシステムであり、西条工場では、平成24年2月にキックオフ宣言し、6月に第一次審査を受け、内部監査、第二次審査などを経て、12月14日 日本海事協会 品質委員会に於いて正式に認証取得が決定しました。

また、全従業員(協力事業所を含む)を対象に『ヒヤリハット・キガカリ報告書』の提出、危険予知活動、安全体験教育の実施や、リスクアセスメント活動などに取り組み、従業員の意識改革も併せて実施しました。

認証授与式では、事務局の担当者からOHSAS18001の取得認証までの経緯説明があり、日高工場長より「平成19年からOHSAS18001の構築を目指し、ISO9001,ISO14001に続きOHSAS18001認証授与式を迎えられたことは感無量であります。これがゴールではありません。今後は全従業員が自主的に安全で安心な職場環境作りに取り組み、世界に誇れる造船所になるよう努めたい。」と挨拶しました。更に、日本海事協会 
冨士原副会長より「労働安全衛生については造船所にとって永遠の課題であります。労働災害はちょっとした油断や気の緩みから発生しているように思います。今回の認証取得を契機とし、安全に対する恒常的な努力が品質の向上に繋がることを期待しております。」との言葉を頂きました。

最後に、古賀哲郎・取締役副工場長がお礼の言葉を述べ、全員で記念撮影をしました。
今後、西条工場の基本方針としては、効率良く継続的な安全衛生管理活動に取り組み、危険源を事前に察知して収集・分析することで対策を施し、労働災害ゼロを目標とした労働安全衛生マネジメントシステムの運用管理に向け邁進する決意です。

OHSAS18001認証証書を持ち、記念写真に収まる日本海事協会 冨士原副会長(左)と当社日高工場長
OHSAS18001認証証書を持ち、記念写真に収まる日本海事協会 冨士原副会長(左)と当社日高工場長
認証授与式の後の出席者全員による記念写真撮影
認証授与式の後の出席者全員による記念写真撮影