秋晴れに恵まれた11月13日(日)、“造船長屋”とも言われる波止浜湾で「第5回波止浜湾カッター大会」が開かれました。今治市を中心に企業や団体の21チーム、168人が参加し、スポーツの秋にふさわしい爽やかな汗を流しました。
大会には、今治市の菅良二市長も姿を見せられ、開会式で選手一人ひとりを激励。それに応えて波方海上技術短期大学の北村優磨選手が力のこもった選手宣誓を行い、競技がスタートしました。今治造船からはA・Bの2チームが参加。当初、Bチームは女性中心のチームでしたが、瀬野今治工場長が自らオールを握って競技に参加。船上で陣頭指揮を執っていました。
午後の部には波止浜湾のすべてを知り尽くした松本常務も加わり、また、女性陣は今まで秘めてきたパワーを存分に発揮。彼女らが乗船するカッターは力強く波止浜湾を駆け抜け、ゴールでは「この力を見てくれましたか?」と言わんばかりの大きな笑みを見せていました。
大会では、残念ながら優勝を果たすことはできませんでしたが、結果、長野主任(今治機電装T)率いる若手社員で結成したAチームが4位となりました。 女子社員5人に今治役員2人が助っ人で加わったBチームは17位でしたが、主催者から特別賞と副賞のスイーツセットが贈られました。 リーダーの松本小百合(今治資材T)さんは「漕ぎ終わった後には、なんともいえない達成感がありました。」と笑顔を見せていました。
大会参加者を増やし、ますます盛り上がる波止浜湾カッター大会。今後も造船長屋の名物大会として歴史を造っていくでしょう。