第21回今治市民カッター競技大会が8月28日(日)、今治城吹揚公園内堀で開かれました。気温35度を超す猛暑の中、出場した30チーム、約240人のカッタークルーが、堀の水面を懸命のオールさばきで速さを競いました。今大会から舶用メーカーや日本海事協会今治支部も出場。海事都市・今治にふさわしい大会となりました。
開会式では、今治海洋少年団の瀬野和博団長から今治造船へ長年にわたる支援に対して、感謝状が贈られました。また、競技の開始に先立ち、出場選手を代表して弊社の藤川浩史選手(今治総務チーム)が「今治の歴史、観光、文化のシンボルでもある今治城のお堀でカッター競技が出来ることに感謝し、参加した各チームが親睦を深めながら、勝利を目指して一生懸命に競技することを誓います」と力強く選手宣誓しました。
今治造船からは、新入社員を中心に編成した3クルーが出場。会場では、父親の応援に駆け付けた子どもたちが、カッターの上から懸命に声援を送る微笑ましい光景や、飛び入り参加した松本哲也常務や瀬野孝雄常務・今治工場長の勇ましい漕ぎっぷりに、堀の周囲で見守っていた社員から拍手が送られ、大きな盛り上がりを見せた社内イベントとなりました。
わが今治造船から参加したチームの最高成績は4位入賞とまずまずで、メンバーからは「トップと10秒差まで詰めよった。あと一息で優勝も夢ではない」との意気込みをみせていました。来年はもっと多くの社員がクルーを結成し、今年以上の好成績を収め、社内の盛り上げに貢献して欲しいものです。