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多度津事業部に中四国最大の太陽光発電設備

当社、丸亀事業本部多度津事業部(香川県仲多度郡多度津町西港町)の塗装・ブラスト工場の屋根に、多結晶シリコン型太陽電池モジュール6,192枚 (設置総面積9195.12平方メートル、1枚の幅1.5メー トル、長さ0.99メートル)を 伊藤忠グループの株式会社日本エコシステム(東京都新宿区)の施工により設置いたしました。

民間企業の事業所といたしましては、中国・四国地方最大の発電能力を持つ太陽光発電設備となり、容量は約1.3MWで、発電電力は多度津事業部内で使用いたします。年間発電電力量は約133万kwh(一般家庭384戸が1年に使用する電力に相当)で、太陽光発電による二酸化炭素の削減量はおよそ420.8t-CO2/年(森林換算で1,178,455平方メートル :東京ドーム約25個分相当)になります。 また、多度津事業部の玄関入り口などに当社の環境に対する取り組みがリアルタイムで分かる液晶型表示設備を設置し、来社されるお客様や見学者の方々に広く環境への活動を紹介しております。

太陽光発電設備の特徴は、無尽蔵の太陽光エネルギーを電気エネルギーに直接変換する点です。シリコン半導体などに光が当たると電気が発生する原理を利用し、太陽の光エネルギーを直接電気に変換する発電システムになっており、発電そのものには燃料(化石燃料)が不要で、運転中は温室効果ガスを排出しません。

今回は昨年の丸亀事業本部事務所ビルに続く2件目となり、大型な太陽光発電設備を導入致しました。今治造船グループは今後とも、太陽光発電設備の増設も含めて環境への対応を推進し、企業としての社会的責任を果たして参りたいと考えております。

塗装・ブラスト工場の屋根に設置された多結晶シリコン型太陽電池モジュール
塗装・ブラスト工場の屋根に設置された多結晶シリコン型太陽電池モジュール