総理大臣の動向や国の重要施策などを動画で紹介する政府インターネットテレビのトピックス(22CH)で、海事都市・今治をPRする「海を支える海事産業の魅力」を放映しています。当社今治工場の若手社員も登場し、船造りの素晴らしさをアピールしています。船員や造船所で働く従業員らが減少傾向にあることを受けて内閣府が、「海事産業に従事する人たちに仕事の魅力を語ってもらい、その重要性や面白さを紹介しよう」と企画・製作しました。
8分50秒の番組では、最初に国土交通省の小野芳清・海事局長が「海事産業は貿易大国の礎を築いてきた重要な産業ですが、最近は少子高齢化の影響を受けて働く人が減っており、一般の人にとってもその魅力を知ってもらう機会が少ないのが現状です」と訴えています。
その中で、貨物船の女性船員や波方海上技術短期大学校の学生らとともに、今治工場組立チームの明比良太さん(22)と管艤装チームの岡田晶雄さん(25)が、海事産業に携わる若者の代表として「みんなで協力してでっかい船を造り、その進水を迎えた時は物すごく感動します」「みんなで船を造っていると、仕事の大きさを感じます」と船造りの魅力を熱く語っています。
番組の最後に登場した今治市の菅良二市長は「次代を担う青少年に海事都市・今治をしっかり見てもらい海事産業に貢献する気持ちになって将来につなげてほしい」と期待。小野局長も「海事産業は、わが国になくてはならない重要な産業です。ぜひ多くの若い人たちに入って頂きたい」と締めくくっています。
■政府インターネットテレビ<海を支える海事産業の魅力>