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日本陸上女子棒高跳びで、陸上部中野選手が3位

広島市の広島ビッグアーチで6月25~28日に開かれた日本陸上選手権競技大会(兼第12回世界陸上選手権大会代表選手選考競技会)の女子棒高跳びに、当社陸上部の中野真実さんが、日本一、世界陸上を目指して出場。結果は3位にとどまり、残念ながら今回は日本一、そして世界大会への夢を叶える事は出来ませんでした。

19人が出場した女子棒高跳び。実績から見て中野さんのライバルは近藤高代さん(滋賀・長谷川体育施設)、錦織育子さん(島根・出雲丸三)、我孫子智美さん(滋賀・同志社大)の3人。予想通り3選手とも3m90cmまでパスして4mから登場。中野さんは足を痛めて調整不足が心配されましたが、この日は助走のスピードがあり、4mと4m10cmをそれぞれ1回でクリア。スタンドの当社応援部隊や香川陸上協会関係者らに期待を抱かせました。 しかし、4m15cmをパスした後の4m20cmの高さを3回失敗。錦織さんを抑えて3位となったものの、世界陸上への出場は果たせませんでした。優勝は4m35cmを2回目で跳んだ近藤さん、2位は4m20cmで我孫子さんでした。

中野さんは「直前に足の痛みがぶり返し、サポーターをして臨みました。4m10cmまでは良い動きが出来ていたのですが、4m20cmでは力みが出てしまいました。練習の跳躍不足が響きました。 スピードを生かした踏み切り動作など技術面と心をさらに鍛え、高いレベルで安定した跳躍ができるように努力します。応援、ありがとうございました。」と話し、言葉の端々に悔しさをにじませながら次の目標へ新たな闘志を燃やしていました。 今後は18日の香川陸協記録会、四国選手権(高知)、全日本実業団選手権(岡山)などに出場予定です。

跳躍をする中野選手
跳躍をする中野選手
日本陸上選手権が行われた広島ビッグアーチ
日本陸上選手権が行われた広島ビッグアーチ