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5,800個積みコンテナ船「MAERSK FORTALEZA」竣工

4月3日(水)、広島工場において建造した5,800個積みコンテナ船” MAERSK FORTALEZA ”を引き渡しました。

【特徴】
・積載能力
5,920 TEU相当のコンテナ積載能力を持つコンテナ専用船であり、デッキ上には最大3段のラッシングブリッジを備えており、ホールド及びデッキ上において多数の冷凍コンテナを積載できる他、IMDG Code(国際海上危険物輸送規則)の適用を受ける各種危険物の積載にも対応しています。

・環境対応
大気汚染防止のためNOx3次規制に対応すべく、主機には排ガス再循環システム(EGR)、発電機関に選択触媒還元装置(SCR)を搭載しています。また、プロペラ付近に装備した省エネ付加物や海水との摩擦を低減する船体外板塗料の適用等により、推進性能・環境性能の向上が図られています。これにより、本船の二酸化炭素放出抑制指標EEDI(1トンの貨物を1海里運ぶ際に船舶から放出される二酸化炭素量)は規則基準値からの削減率は最新要件を大きく上回る値となっています。さらに、環境保全対策としてバラスト水処理装置や、シップリサイクリング条約に基づくインベントリリストも搭載しています。

【本船概要】
主要寸法 :全長254.94m x 幅 40.00m x 深さ 21.70m
総トン数 :57,872
主機関 :6G80ME-C10.6
航海速力 :abt. 21.5 ノット
船級 :NK
船籍 :パナマ