8月1日(火)、日頃練習で使用している玉川湖ボートコースで、今治造船ボート部に所属する選手・監督を含めたスタッフが、夏休み期間中の小学生を対象とした
「ボート教室」を開催しました。このボート教室は「NPO法人今治しまなみスポーツクラブ」主催の特別企画で、様々なスポーツを体験し、楽しみや自分の
可能性への気付き、協力することの大切さなどを学んでもらうことを目的として企画されています。
当日はボートを漕ぐには最高の日和となり、参加していた小学生たちは競技の説明を受けた後、エルゴメーター(陸上でローイング動作を行う機械)と乗艇に分かれ、
交互に体験しました。水上では最初、ボート部員の指導を受けながら、ゆっくりと漕いでいましたが、漕ぐ毎に上達し、息を合わせて水面を軽快に進む感覚を
楽しんでいました。ボートの楽しさがかなり伝わったみたいで「もう一度乗りたい、漕ぎたい」という声が相次ぎ、時間が許す限り何度も何度も乗艇しました。
最後には男子部員による全力のローイングを披露し「すごい」「かっこいい」と称賛を受け、元気とパワーをいただきました。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、惜しまれつつボート教室は終了しました。
ボート競技(ローイング競技)は普段あまり目にすることがなく場所も限られるため、年々競技人口が減少しています。そんな中で子どもたちにボートを体験してもらい、楽しさを知っていただく機会を作ってくださった今治しまなみスポーツクラブ 様には感謝しています。この教室を通して、ボート競技(ローイング競技)に興味を
持っていただき、続けてくれる子が一人でも多くいてくれたら嬉しく思います。
今治造船ボート部は「競技で結果を残す」「地元のPR」「人材育成」をコンセプトに活動しています。今後も信頼あるチームを目指して、様々な活動に誠心誠意
取り組んでまいります。引き続きよろしくお願いいたします。
