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ファミリーフェスタ 開催!

 2023年7月、9月に西条工場及び、丸亀工場にてファミリーフェスタを開催しました。

<西条工場 ファミリーフェスタ>

 『造船所を見て 触れて 体感しよう!』をテーマに、常日頃従業員を支えてくれている家族に感謝の意を表す目的で、今回、9年ぶりに西条工場ファミリーフェスタが7月23日(日)に開催されました。ファミリーフェスタには事前の参加者募集に6000名程の参加希望が募り、当日は猛暑にもかかわらず多くの来場者で賑わいました。

 今回のフェスタは、工場に入る前から存在感を際立たせるドックと新岸壁に係船された船が2隻とも世界最大級24,000個積みコンテナ運搬船という事でお披露目会を兼ねて、従業員だけでなく船主さん、関係官庁をはじめ、多くの方にも参加頂き、大迫力のコンテナ船を見て頂きました。進水直前の渠底へ足を運び、建造船の真下に潜り込む形でプロペラや舵などを見る事の出来る貴重な体験になりました。

 模擬式典では抽選で選ばれた従業員のお子さんに支綱切断体験を行って頂きました。また、ドックで建造されているコンテナ運搬船で西条工場は160隻、東ひうち事業部では上部構造(居住区)の建造が1500隻竣工と、大きな節目となる年でもあり、常日頃、船舶製造にご尽力頂いている関係会社へ感謝状と記念トロフィーを贈呈しました。式典中に登場した今治造船のマスコットキャラクター「いまぞう君」も多くの子どもたちと記念写真に収まっていました。

 各コーナーでは高所作業車体験、工場で使用している重機の展示、キッズコーナー、屋台村等の常設をはじめ、模擬式典やステージショーなど多くの催し物を開催。特に人気を集めたのは高所作業車体験で、大人も子供も工場内の建屋より高い場所から工場内を一望して感嘆の声を漏らしていました。キッズコーナーではキッズボートが大人気で、長蛇の列を作り、特設ステージではSTU48のメンバー6名がライブステージを行い、観客は暑さに負けない熱気と歓声で大盛り上がりを見せていました。また、豪華賞品が当選する大抽選会では、当選番号が読み上げられるたびに、ステージ周辺は歓声に包まれました。無事に全プログラムが終了し、帰る来場者は笑顔に包まれていました。

<丸亀工場 ファミリーフェスタ>

 9月17日(日)、4年ぶりに丸亀工場でファミリーフェスタが開催され、約8500人の方が来場しました。今回は今治造船の丸亀拠点及び協力会社の社員、従業員とその家族を対象に『従業員への慰労及びご家族への感謝を伝えるとともに、会社業務への信頼と理解を深めていただく』ことを目的に企画を行い、多くの社員がご家族と共にご来場しました。

 開催日当日は天候にも恵まれ、10時の開場とともに大勢が来場し、各コンテンツ、展示スペースで賑わいが見られました。コンテンツとして、ストリートパフォーマンスや手作り工作コーナーを設けた他、メインコンテンツとして全長約600mのドック内バスツアーを企画し、車窓より建造中のコンテナ船のプロペラや船首部分、また船舶建造に欠かせない各種作業車を間近で見学してもらいました。普段目にする機会のない船やプロペラの大きさに多くの来場者が驚いている様子でした。また、瀬戸内海クルージングでは、丸亀工場で建造中の世界最大級の24,000個積みコンテナ船や、グループ会社である多度津造船で建造中の環境に優しいLNG(液化天然ガス)を燃料とする自動車運搬船を瀬戸内海の風景と共に楽しんでもらいました。

 今回、愛媛大学や香川大学の学生及び大学教授、多度津高等学校や観音寺総合高等学校、坂出工業高等学校などの学生やご家族もご招待し、『社名は知っているが実際どのような船を造っているのか、造った船がどのように活用されているのかを、知っている学生は少なく、沢山の発見や驚きがあった』との声が聞こえました。また、採用活用に関わるイベントを企画している香川大学の学生からは、『造船業のスケール、社会に与える影響の大きさなど新たな学びがあった』とのコメントを頂きました。今治造船としても地元の大学や高校の学生に対して引き続き造船業について積極的にPRして、採用活動に繋げていきたいと考えています。

一部コンテンツでは列となって待っていただくことになりましたが、とても暑いなか多くの方に来場いただきありがとうございました。