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災害に強いまちづくり応援協定締結

去る平成23年1月19日、西条工場と地元の玉津連合自治会は風水害や地震など災害時の共助を目的とした「災害に強いまちづくり応援協定」を締結しました。

西条市の東予地方局で行われた調印式には、佐伯東予地方局長、伊藤西条市長が立会の下、日高西条工場長と玉津校区連合自治会矢野会長が協定書に調印をしました。

協定内容は、大規模災害(風水害、地震・津波災害等)が発生した際、西条工場と玉津連合自治会の双方が連携して負傷者の救出、救護や復旧ボランティアなどを行い、年に1回以上合同で防災訓練を行っていくというもので、愛媛県内で企業と住民自治会が災害対策についてこのような協定を結ぶのは初めてとのことです。

今回の協定締結は、愛媛県東予地方局が2009年度から進める防災連携事業の一環で、多くの企業群が集積する東予地域は活発な生産活動を展開している反面、防災活動においては全般的に地域とのかかわりが薄い傾向にある中で、モデルに選ばれた当西条工場と玉津連合自治会の連携をきっかけに、より一層他の地域における普及を目指すことを目的としています。

協定に調印する矢野玉津連合自治会会長と日高西条工場長
協定に調印する矢野玉津連合自治会会長と日高西条工場長
調印を終えての記念撮影
調印を終えての記念撮影