ニュース

プレス工業株式会社に、当社ノウハウを活用した新作業服を採用いただきました

当社は、2025年4月に約30年ぶりとなる作業服の刷新を行いました。
このたびプレス工業株式会社(以下、プレス工業)において、当社が新作業服の開発過程で培った素材選定や仕様設計、及び安全性・快適性に関するノウハウを活用した新作業服を導入頂く事が決定しました。

当社の新作業服は、造船現場特有の火の粉への防護性と、近年の気温上昇に対応する通気性の両立を追求した独自の素材や機能を備えています。燃えないボタンの採用や火の粉が滞留しにくい縫製、蛇腹(じゃばら)構造による腰部分の伸縮性など、安全性と動きやすさを両立する工夫を随所に取り入れ、日本産業規格(JIS T8128、JIS T8129 及び JIS 8118)の要求事項を満たす性能を有しております。

プレス工業の新作業服は、こうした当社の作業服刷新で得られたノウハウを参考にしていただきながら、同社の現場環境や作業内容に合わせて仕様を検討・最適化し、独自に開発されたものです。当社としても、造船現場で蓄積してきた安全・酷暑対策の知見を異業種へ展開する新たな取り組みとして、今回の導入決定を大変意義深いものと受け止めています。

当社のノウハウを活用した新作業服の導入を決定した理由について、プレス工業担当者からは以下の通りコメントをいただいております。

<プレス工業担当者様のコメント>
当社では、夏用難燃作業服における火の粉に対する防護性と快適性の向上が喫緊の課題となっておりました。そのような中、今治造船様の作業服刷新に関する新聞記事を拝見し、直ぐにご相談の機会をいただきました。

長年にわたり培われた知見・ノウハウを惜しみなくご教示いただき、試行錯誤を重ねた結果、約1年という短期間で溶接作業者向け夏用作業服の開発に結びつけることができました。今後は本作業服の評価を進め、安全性と快適性のさらなる向上に努めてまいります。

プレス工業の新作業服

これまで当社には、造船所だけでなく舶用、車両メーカー、機械メンテナンス会社など30社を超える企業から当社作業服に関するお問い合わせをいただいており、既にサンプル品の制作や現場検証に進んでいる企業もございます。

当社は、今回のプレス工業の新作業服導入を皮切りに、今後も幅広い業界の皆様と連携し安全基準の向上に取り組んで参ります。また、今まで培ってきた安全・酷暑対策の知見を全国の製造現場へと広く波及させることで、過酷な気象条件に対応できる未来の産業基盤づくりを後押ししてまいります。

造船業界で培った安全文化を日本の製造業全体へとつなぎ、次世代へ受け継ぐ一助となることを目指し、今後も安全意識の一層の向上に尽力してまいります。

▮参考:当社の新作業服刷新に関するプレスリリース
https://www.imazo.co.jp/news/250404/

【本件に関するお問い合わせ先】
今治造船株式会社 丸亀勤労チーム (今治造船丸亀事業本部内)
TEL. (0877) 25-5000